ホストメトリック監視ルールを作成する際、以下の4種類の項目を監視対象として選択できます。

• CPU %
• Memory %
• Swap %
• Filesystem %

これらは「metric rate monitor」というカテゴリに属する監視ルールです。このカテゴリでは、mackerel-agent から送信される「システムメトリック」を基に算出される使用率に対して、閾値を「%」で指定できます。

上記4項目の詳細な仕様は以下のとおりです。

• CPU %
  • コア数に関係なく、全体を100%とした場合の cpu.idle.percentage の割合を監視します。
• Memory %
  • memory.total に対する memory.used の割合を監視します。
• Swap %
  • memory.swap_total に対する memory.swap_used の割合を監視します。
• Filesystem %
  • filesystem.*.size に対する filesystem.*.used の割合を監視します。
  • ファイルシステムが複数ある場合、いずれか1つでも閾値を上回るまたは下回るとアラートが発生します。
  • 監視不要なファイルシステムがある場合は、以下の手順でメトリック収集から除外してください。
    • 特定のファイルシステムのメトリック収集を除外する

なお、監視対象の使用率が常に0になるホストには監視ルールが適用されません。
たとえば、Swap 領域を持たないシステムでは Swap の使用率が常に 0 となるため、Swap % の監視ルールは適用されません。